手圧

 

正式名称は、「手圧推拿筋整体」です。
「てあつすいなきんせいたい」と読みます。

筋肉の血流を改善する手技治療です。

肩がこる。
肩の筋肉が固まるのが原因です。

首がこる。
首の筋肉が固まるのが原因です。

筋肉のトラブルは、血流不足が原因です。
なので、筋肉の血流を改善すればなおります。

「筋肉の血流改善」

でも、どうやって血流改善するのか?
これが一番のポイントです。

では、「手圧の血流改善」の解説です。

 


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手のひらで押さえる

「手のひらで押さえる」
これが、手圧のやり方の原則です。

「えっ、押さえるだけ?」

そんな疑問が、
頭のなかをよぎったと思います。

そうです。
押さえるだけで、
筋肉に血流が生まれるのです。

本当です。
押さえるだけで、
筋肉の血流が改善するのです。

でも、なぜ?


押さえるだけで、血流改善する理由

では、なぜ
押さえるだけで血流改善すのでしょうか?

その理由の解説です。

押さえる力で、筋肉に圧力をかけるのです。
逆浸透圧という圧力です。

えっ、逆浸透圧?
聞きなれないことばだと思います。
少々、むずかしくなりますが解説します。

心臓からの新しい血液は、
血圧の力で、筋肉のなかに入らないのです。

実は、浸透圧の原理によって、
血液は筋肉のなかに入って行くのです。

濃度が薄い方から、濃い方へ体液は移動します。
これが浸透圧の原理です。

例をあげて説明します。

例えば、
疲労が蓄積して、筋肉のなかに乳酸が溜まります。

その結果、
筋肉のなかの乳酸は濃くなります。

すると、乳酸が薄い筋肉の外から体液が内側に流入します。

乳酸が溜まると、筋肉がパンパンになる。
日常生活で、よく見る筋肉疲労の症状です。

これが、浸透圧の原理です。

ここで、登場!
手圧の逆浸透圧です。


手圧の逆浸透圧

手のひらで、痛みのある筋肉を押さえます。
押さえる力が、逆浸透圧になるのです。

つまり、浸透圧に、手圧の力で逆らうのです。

すると、乳酸が筋肉から排出します。
これで筋肉はやわらぎます。

試しに今やってみてください。

① 痛みのあるところに手のひらを当てる
② 痛みのあるところを脱力する
③ ゆっくり息を吐く
④ 手のひらには力は入れずに押さえるだけ
⑤ そのまま、じっと1分…

痛みのあるところの変化を感じてください。

ポイントは2つ。

1.脱力
患部の脱力とからだ全身の脱力

2.呼吸
ゆっくり息を吐く

血流が改善すれば、なおります。
治すのは、血流です。

これが、手圧の逆浸透圧の力です。
押さえるだけで、血流が改善します。

 


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2つの手圧の治療

 1.自分でなおす手圧
 2.治してもらう手圧

2. の『治してもらう手圧』は、
奈良のすずき接骨院で受ける手圧の治療です。
なので、このページでの解説は省略します。

『自分で治す手圧』
セルフケアの手圧治療です。
自分の首こりを自分でなおすのです。

わたしは、柔道整復師です。
4時間パソコンに向かうと、右の首こりです。
翌朝、寝違いで苦しむこともあります。
自分でなおすしかありません。
そのやり方をマニュアルにしました。

首こりを自分で治す
かんたんマニュアル

かんたんマニュアルのくわしいことは、コチラ→




 

自分で治す、手圧のやり方

自分で治す手圧も、すずき接骨院の手圧も、やり方の基本は同じです。

ただ自分で治す場合、手が届かなかったり、筋肉の脱力する工夫が必要だったりします。

このことは、テキストのなかにくわしい説明があります。


首こりを自分で治す
かんたんマニュアル


このテキストを使って、
自分の首こりを自分で治します。


首こりを自分で治す。
なんか、「むずかしそう・・・」
… 「わたしにも、できるのかな?」
そんな声が聞こえてきそうです。
でも、かんたんです。
あなたにも、できます。
DVD 動画テキストを見て、まねる。
それだけで、首こりが治ります。
わたしのやり方を見て、まねるだけで、いいのです。
それで、
首こりが治ります。
しかも、
自分で治せるのです。
そして、
自分で治せるのには、理由があります。
では、
その理由について説明します。

自分で治せる2つの理由

 1.痛いところがわかる
 2.押す力加減がわかる

これが、自分で治せる理由です。
自分のからだを
自分自身で触るのだから当然です。
わたしが患者さんを触ってわかるのは、筋肉の固さだけです。
長年の経験で、どこが痛むか、想像できますが … 。
痛むところは、聞くしかありません。
「どこが痛みますか?」
わたしは、
「手圧」の手技指導セミナーを主催しています。
柔道整復師の先生が対象です。
そのセミナーで、教えるのが一番むずかしいことが、痛むところと力加減です。
自分のからだのことではないからです。
だから、自分のからだは、自分で治す。
これが、一番です。

… このページは、ここまで



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首こりの情報は、まだ、つづく



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